八代野鳥愛好会11月上江津湖探鳥会
クロツラヘラサギの群れ、ヒドリガモの群れやハマシギの群れなど越冬する冬鳥の姿が多く見られるようになりました。コロナウイルス感染症も少し落ち着き、まん延防止重点措置の期間も解除となりましたが、皆様にはお元気でお過ごしのことと思います。感染に気を付けつつ、11月の例会探鳥会を実施したいと思います。年間計画では熊本城野鳥園を計画していましたが、交通量の多い市街地をさけて、冬鳥がたくさん来ていることが予想される上江津湖に探鳥地を変更して実施したいと思います。
日 時:令和3年11月14日(日)
観察場所 :熊本市上江津湖(熊本市東区江津1丁目)
集合時間:午前8時30分 ※雨天中止(小雨でも)
集合場所:八代市熊本総合病院駐車場(八代市通町10-10)
※車に分乗して行きます。車の同乗を希望される方は、高野まで連絡下さい。
※直接行かれる方は、上江津湖大曲駐車場(江藤ボートハウスのボート乗り場のある所、熊本市東区江津1丁目)
に午前10時に集合下さい。分からないかは、高野まで連絡ください。
参加費:100円(保険代)
担 当:高野茂樹(090-3328-4970)
その他
・上江津湖の遊歩道沿いに1時間ほど歩きながら観察します。
・マスク着用で参加ください。
・寒いことも予想されますので、防寒の用意をお願いします。
・車は、換気を十分にして運転してください。
・体調の優れない方は、お休みください。
【野鳥情報】
10月31日、球磨川河口左岸側(八代市立第六中学校前)を車で通りましたら、金剛橋下のヨシの生えている川岸に珍しく10羽のヘラサギ類が休んでいました。堤防下に車を止めて、そーっと堤防に上がり道路の端に望遠鏡を据えて見ましたら、9羽のクロツラヘラサギと1羽のヘラサギでした。クロツラヘラサキの中の1羽にY33と書かれたリングと赤白赤のカラーリングを着けており、背中には衛星追跡用発信機を着けていました。その写真です。
帰って調べてみると、昨冬には宮崎県の一ツ瀬川に飛んで来ていた個体でした。まだ、発信機が作用しているかは分かりません(韓国の研究者、Kisup先生に聞いてみようと思います。今までは発信機の寿命は1年程と言われていますが、最近は太陽光電池を利用しているともいわれていますので・・・・)。
11月1日のお昼頃、一ツ瀬川で長年クロツラヘラサギを観察しておられる山口さんからの電話でした。「高野さん。今日、カラーリングを着けたクロツラヘラサギが飛んできました。遠くてはっきりはしませんが、Yの字が半分に切れたように見え、多分去年来たY33クロツラヘラサギと思います。」という内容。 「すごい!」 球磨川河口から宮崎県一ツ瀬川河口まで一晩のうちに九州山脈を飛び越えたと思うと、感動して嬉しくなりました。