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【新年のご挨拶】新年あけましておめでとうございます。

【新年のご挨拶】新年あけましておめでとうございます。

初春の穏やかな日差しの中で、ご家族の皆様方と清々しい新年をお迎えのこと思います。

昨年の暮れには、新型コロナウイルス感染症数が全国で15万人を超え、熊本県では3千人以上の方が罹患されたことが発表(12/17)され、感染流行の第8波が心配されるようになりました。2019年12月の中国・武漢での発症以来、いつの間にか3年の月日が経ちました。その間、3回、4回とワクチン接種を受けるなどして感染を予防してきましたが、感染されて大変な時間を過ごされた方もおられるかもしれません。今年も感染に警戒・用心の1年になりそうです。

気の抜けない毎日が続いていますが、そんな中、年末には、越冬のために熊本県に飛来していたクロツラヘラサギの高病原性鳥インフルエンザ感染が報道されました(12/9)。鳥インフルエンザ感染につきましては、鹿児島県出水ツル越冬地で多数のツル類の感染や全国で100件を超える野鳥の感染が報道されるなど、いつもの年の冬とは違う状況であることは感じていましたが、熊本県でクロツラヘラサギの感染が発生したことは、大変な驚きでした。

新型コロナウイルス、鳥インフルエンザウイルスなど、現在の人類の科学力ではまだ十分に対応しきれないことを身近に感じています。私たちはSDGsの道を選んで進み始めましたが、新しい年には、「持続的開発」について検証と理解がさらに進み、鳥をはじめとする野生生物が豊かに生息する自然と人が共生できるSDGsの道もさらに開ける年になることを願っています。

今年もマスク、手指消毒、密集を避けるなど留意しつつ例会を実施して野鳥を楽しむ1年にできればと思います。本年もよろしくお願いいたします。新型コロナ感染症が収まり、鳥インフルエンザ発症が広がらないことを祈りつつ。                  

令和5年元旦

 八代野鳥愛好会会長 高野茂樹